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news  お知らせ

休業期間延長のお知らせ 2020.04.23

毎度ご利用いただき、誠にありがとうございます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山村テラスは4月4日以降、全ての施設(山村テラス・月夜の蚕小屋・ヨクサルの小屋)でご宿泊の受け入れを停止しております。
今後につきましても、いまだ終息の見通しがたたないことや、長野県から宿泊施設に対しての休業要請があったことなどを考慮し、少なくとも5月6日までは休業期間を延長することにいたしました。
再開時期につきましては、引き続き状況を見ながらの判断となりますが、ホームページ上でご案内させていただきたいと思います。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

休業してから早くも20日が経とうとしております。
多方からご心配の声や励ましの言葉ををかけていただき、大変感謝しております。
現在は、今まで置き去りにしてきた事務仕事や、自宅や施設周辺の樹木を伐採し薪づくりに勤しむ日々を送っております。
この数年、自分が手を動かすことによって味わえる達成感が中毒性を増してしまい、かなり前のめりに進んできましたので、半強制的ではありますが一旦止まることができて、正直ホッとしています。
止まることで見えてきたものが多くあります。
開眼とまではいきませんが、新たに見出せそうな価値や言葉が遠くにちらほらと顔を見せてくれているように感じます。
今はこの濃密で穏やかな時間を大切にしつつ、再開後には事業や地域に還元していけるよう努めていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

山村テラス
岩下 大悟

新型コロナウイルス感染が深刻さを増す中で、難しい判断と対策に日々頭を悩ませてきました。

最近では、施設の除菌の徹底や電話のみの接客、ご滞在中の外出自粛のお願いなど、対策を取らせていただいておりましたが、
今後全ての施設「山村テラス」「月夜の蚕小屋」「ヨクサルの小屋」において、以下の対策を取らせていただくことにいたしました。

・4月17日までのご宿泊受け入れ停止。
・4月17日までの新規ご予約受付の停止。

私たちの宿泊施設は、どれも一棟貸しの小さな施設ですので、施設内でお過ごしいただければ比較的ウイルス感染の機会は少ないように思います。
しかしご宿泊いただくことで、他地域からの新たな移動の機会と接点が生まれてしまうことは確かです。

最近は春の陽気がとても心地良く、この空気感をぜひ味わっていただきたかったのですが、
まずは自分たちが住む地域やそこに暮らす人たちの安全を最優先に考え、行動していく必要があると考えました。

既にご予約いただいている皆様には、これから電話またはメールにてご案内させていただきます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、新型コロナウイルスによるキャンセルにつきましては、キャンセル料は一切発生いたしませんので、ご安心ください。

4月18日以降につきましては、これからの2週間の情勢を見て判断いたしますが、数ヶ月間は今まで通りの営業は難しいのではと考えております。
新たな移動の機会と接点を極力減らすという観点から、例えばご宿泊要件として、
・3泊以上ご宿泊できる方
・ご自宅から直接自家用車でお越しになれる方
・普段から同居されている方々同士のご宿泊
・ご滞在中は基本的に室内でお過ごしいただき、自炊またはテイクアウトを楽しめる方
・感染の少ない地域にお住まいの方や近隣にお住まいの方
・お客様のチェックアウトから次のお客様のチェックインまでの期間を数日間設ける
など、オペレーションを改善することで解決できることもあるかもしれません。

いずれにしても、また後日ご案内させていただきます。

しばらくの間、グルグルと回転する経済からは一旦降り、家族や大切な人に思いを馳せ、足下の大自然に目を向けて過ごしたいと思います。
自宅周辺の整備など、自分たちの暮らしを整える時間にも充てたいと思います。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

山村テラス
岩下 大悟

台風19号の上陸から、一週間が経ちました。
私たちが住む佐久穂町大日向地区も、抜井川沿いの集落を中心に大きな被害を受けてしまいました。

川の増水と山からの土石流や土砂崩れによって、民家や田畑の浸水、道路の崩落、橋の損壊、停電、断水などが起こり、穏やかな集落の風景は一変してしまいました。
しかし、この一週間の懸命な復旧作業により、少しずつではありますが日常を取り戻し始めております。
役場の職員の皆様、消防団の皆様、ボランティアで来てくださった皆様、工事業者の皆様、地域住民の皆様、寄付などをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

幸いにも、私たち家族や共に働いている仲間たちは元気です。
山村テラスの各宿泊施設も被害はありませんでした。
ご心配くださった皆様、誠にありがとうございます。

しかし、慣れ親しんだ家が大きな被害を受け、しばらく日常に戻れない方々もいます。
復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。
引き続き、どうか温かいご支援をいただけましたら幸いです。

これから山村テラスとして何をすべきか、復旧作業をしながら悶々と考えました。
今、強く思うことは、地域の観光事業者としての役割を果たすということです。
正直なところ今まで私たちは、自分たちが観光に関わる仕事をしているだなんてほとんど考えたことがありませんでした。
観光とは、地域の入り口であり地域の受け皿です。地域のことを外に伝える架け橋でもあります。
佐久穂町も佐久地域も長野県も、今後少なからず活気を失ってしまうかもしれません。
その活気を取り戻し、以前にも増して魅力ある地域にすることが、今、観光事業者に求められていることだと思います。

まずはお客様の安全を確保しつつ、ちゃんと地域に足を運んでいただくこと。
今日から鼻息を荒くして、また頑張っていきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!